ちょっと足をのばして、岡山に行ってきました。
岡山では、ぜひ行ってみたいと思っていた、吉備津神社へ。

桃太郎の鬼退治伝説のルーツである、温羅一族を平定した天皇の皇子、吉備津彦命が祀られています。

本殿拝殿は600年ほど前に建てられた国宝で、「比翼入母屋造」というこの神社唯一の様式です。

横からみると、美しい曲線を描いていて、とても重厚で、時間を忘れて眺めていました。
ここは、廻廊も有名です。
1579年に再建され、全長が360mもあります。

なだらかに自然の地形にあわせて、一直線に続いています。
その曲線をみると龍のようにも見えたり、廻廊を歩いていると、心地よい風がふき、自然と足が進む感覚もありました。

このほかにも、鳴釜神事など、古代から面々と受け継がれてきたものが、今も続いていることに、心地よさや落ち着きを感じる神社でした。
桃太郎の鬼退治伝説のルーツがここにあったのかと体感できる吉備路、おすすめです。