8月22日、23日に行われる、六地蔵めぐりに行ってきました。
六地蔵めぐりって?と思った方は、こちら
当日は、雨も降るお天気で、傘は手放せませんでしたが、気温は涼しいので、そういう意味ではよかったです。
どう6つをまわるか?
まずは、6つのお地蔵さんをどうまわるかというところが、一番の悩みどころでした。
6つは、京都から各地へつながる街道の入り口にあるため、京都市内でも端の方をぐるっと1周しないといけません。
しかも、交通機関のアクセスも、乗り換えが必要なところもあります。
事前に、乗り換えや時間の目安を調べていかれることをおすすめします。

結局、六地蔵めぐりの起こりであり、小野篁が最初に6つの地蔵を安置した、伏見六地蔵から始め、
時計回りにまわり、最後に山科地蔵にしました。
山科地蔵は、お祭りも開催されていて、一番賑やかそうだったのも、最後にした理由です。
ちなみに、めぐるのに、特に順番はありませんが、ご詠歌の順は上記の順です。
第1番目は、伏見六地蔵
伏見地蔵は、奈良街道の入り口、大善寺にあります。
地下鉄・JR六地蔵駅から、川を越えて進み、徒歩10分程度。
そんなに大きくないお寺で、六地蔵めぐりでなかったら、通り過ぎてしまうかもしれないと思いました。
小野篁が一本の木から六体の地蔵を作り、最初に祀られた場所です。入口には根本霊場と書かれています。

ここのお地蔵さんは、真綿が蚕から作られることから、虫供養の意味を込めて、綿をかぶっているのが特徴的です。
六地蔵のお地蔵さんは、みな白塗りで色鮮やかです。

そのすぐ横で、お幡と呼ばれるお札をいただきました。
これは6つ集めて、家の玄関につるすと、厄病退散や福徳招来のご利益があります。
ほぼ大きさは同じでしたが、伏見のものが少しだけ大きかったです。
幡は1体、2体と数えることがわかり、1体いただきました。
ちなみに、幡はそのままもらうので、しわにならないように、袋などを用意しておくといいと思います。
わたしは、クリアファイルを持っていたので、そこに入れていきました。

お寺には、前年分のお幡が奉納されています。来年はこういうふうに返しに来るんだなあと実感しました。

次は、2番目の鳥羽地蔵へ向かいます。つづきは、その2へ。