六地蔵めぐり記~その2~


六地蔵めぐりのその2は、2つめの鳥羽地蔵と3つめの桂地蔵です。

第2番目は、鳥羽地蔵

鳥羽地蔵は、西国街道の入り口、浄禅寺にあります。

地下鉄・近鉄竹田駅から、徒歩15分程度。

今回は、JR六地蔵駅から京都駅、地下鉄に乗り換えて、竹田駅で下車しました。

ここが駅から一番遠く、雨が降っていたこともあり、余計に遠く感じました。

ニトリの裏手ぐらいにあり、手前の方から、赤い旗がたっていて、わかりやすかったです。

地元の方々がたくさんいらっしゃり、にぎやかな感じでした。

地下水がくみ上げられていて、飲むこともできます。お接待で、お茶をいただきました。

 

ここのお地蔵さんは、背が高く、2.3mあります。

表情も伏見とはまた違い、姿やお顔を比べながら回っていくのも、楽しかったです。

あと、個人的に不思議な感じがしたのは、他でもありましたが、

お地蔵さんの祀られている六角堂の中に、お坊さんや地元の方が座っていらっしゃる光景でした。

 

ここでも、お幡をいただきました。

このお寺は、遠藤盛遠(のち、文覚上人)が、夫のある袈裟御前に恋をして、殺してしまったことから、袈裟御前を弔うために出家して建てたお寺です。

お寺の門の横には、袈裟御前の首塚(恋塚)があります。

ひと息ついて、3番目の桂地蔵に向かいます。

 

第3番目は、桂地蔵

桂地蔵は、山陰街道の入り口、地蔵寺にあります。

阪急桂駅から徒歩5分程度。

鳥羽地蔵からは、地下鉄竹田駅から四条駅へ。阪急烏丸駅から桂駅へ向かいます。

 

この途中、12時くらいになり、お昼を食べました。

ゆっくりしていたら、午前中2つしか回れず、午後にまわりきれるか、あやしい感じに…。

ごはんを食べて、元気になって、がんばろうと気合いをいれて、桂地蔵へ行きました。

 

桂地蔵は、阪急桂駅から、桂離宮へ行く途中の道沿いにあります。

途中、大きな道から入った細めの道沿いに、屋台が少し出ていました。

何度も通ったことのある道でしたが、初めてお寺に入りました。

ここは、敷地が広く、お地蔵さんの祀られているお堂も、大きく、新しいものです。

ここのお地蔵さんは、一木の根元に近い最下部から作られており、高さ2.65mで、

一番大きいため、お姉さんという意味で、姉井地蔵とも呼ばれています。

ここでも、お幡をいただきました。少しずつ集まってくると、うれしいものです。

舞台やいすなどもあり、演芸会や琵琶などもあるそうです。

一番大きな桂地蔵をおまいりし、4番目の常盤地蔵に向かいます。

つづきは、その3へ。