六地蔵めぐりのその3は、4つめの常盤地蔵と5つめの鞍馬口地蔵です。
第4番目は、常盤地蔵
常盤地蔵は、周山街道の入り口、源光寺にあります。
嵐電常盤駅から、徒歩3分程度。
桂地蔵からは、阪急桂駅から西院駅下車、嵐電に乗り換え、常盤駅へ行きました。
常盤地蔵は、一番小さめのお寺でした。
お地蔵さんも、ほかの5体作った後に、残りの木ので作られたため、一番小さく、
上善寺の姉子地蔵に対して、「乙子(おとご)地蔵」と呼ばれています。

黒い六角堂でこじんまりしていますが、お寺の方々が気さくで、ほっとするようなお寺です。

ここでも、お幡をいただきました。

ここには、源義経の母・常盤御前の住まいがあった場所とも言われており、お墓もあります。
第5番目は、鞍馬口地蔵
鞍馬口地蔵は、鞍馬口街道の入り口、上善寺にあります。
地下鉄鞍馬口駅から、徒歩5分程度。
常盤地蔵からは、嵐電常盤駅から嵐電天神川駅、地下鉄太秦天神川駅から鞍馬口駅へ行きました。
上善寺へ行く途中、大雨で雨宿り。あと2つで少しと思いながらも、無理しないで、待ちました。

上善寺は広いお寺で、少し花木やお漬物などのお店が境内に出ていました。
鞍馬口地蔵は、もともと深泥池の畔に祀られていましたが、明治の廃仏毀釈の時、このお寺に移されました。
そのため、深泥池地蔵とも呼ばれるそうです。
また、地蔵堂は、2016年に六角堂が再興され、真新しいです。

ここのお地蔵さんは、顔立ち・姿が女性的で美しいことから、「姉子地蔵」と呼ばれます。
たしかに、すっとした顔、体や指の細さが女性的な柔らかい感じでした。

そして、お幡をいただきました。

雨の中、最後の山科地蔵へ向かいます。つづきは、その4へ。