六地蔵めぐり記~その4・最終回~


六地蔵めぐりのその4・最終回は、6つめの山科地蔵とまとめです。

第6番目は、山科地蔵

山科地蔵は、東海道の入り口、徳林庵にあります。
JR・地下鉄山科駅から、徒歩10分程度。
鞍馬口地蔵からは、地下鉄鞍馬口駅から山科駅で下車しました。


ここは、六地蔵めぐりの両日、「四ノ宮まつり」が行われており、駅の近くから、屋台などが立ち並び、一番華やかでした。
あいにく雨模様でしたが、お店を見ながら行くと、歩いている時間も短く感じます。

この道沿いに、山科地蔵があります。門などはなく、道を入ってすぐ、お地蔵さんが祀ってあります。

地元の方々でにぎわっており、水塔婆をされている方も多く見かけ、地元で愛されているお地蔵さんだと感じました。

なんとか夕方に最後の山科地蔵にたどりつき、最後のお幡をいただきました。

お昼までに2つしか回れず、最後まで行けるか危ぶまれましたが、山科まで回れて、達成感とほっとしたところもありました。

全部並べてみると、こんな感じです。6つ行けて、ほんとよかったです。

まとめ

今回六地蔵めぐりをして、京の六口をまわると、市内でも一番外側をまわるので、広く、移動時間もかかりました。

電車の時間も調べてはいましたが、なかなかうまくいかないものでした。

それでも、最後までなんとか歩いてまわることができて、疲労感は達成感に変わりました。

車やバスの方が楽に回れるとは思いますが、昔を少し追体験しながらまわるのも楽しいもんかと思います。

 

6つのお地蔵さんにおまいりし、お幡をいただき、家の玄関につるして、無病息災・家内安全・福徳招来にあずかりたいと思います。

色もそれぞれちがっていて、きれいです。

来年、またおさめに行きたいと思います。

また、同じ木から作られたとはいえ、お地蔵の顔立ちや姿がみな違っていて、比べるのも楽しいです。

 

普段行くことのない、お寺をまわって、観光というよりは地元に愛されているお寺のよさを感じましたし、

それぞれにお寺の歴史を調べ、実際に見てまわることは、とてもおもしろい時間でした。

 

六地蔵めぐりの順番としては、やはり今回の伏見に始まり、山科で終わるコースはよかったと思います。

もともとの6体のお地蔵さんがあった伏見、そして、最後にふさわしく、にぎやかな山科で、打ち上げはおすすめです。

 

ちなみに、2万歩くらいになりました。

よく歩いたので、最後は、ご褒美に鉄板鍋を食べました。