松ヶ崎大黒天から、北山通へ出て、東へ。赤山禅院へ向かいます。
叡山電鉄修学院駅を通過してから徒歩15分くらいです。
松ヶ崎大黒天からは、30分程度です。
のんびり散策を兼ねて、歩きました。ところどころに、看板があります。
赤山禅院は修学院離宮のとなりにあり、なだらかな上りで、住宅街を進みます。
最初にくぐるのが、赤山大明神とかかれた額の、これまた鳥居です。
でも、赤山禅院は、比叡山延暦寺の塔頭ですので、お寺です。
苔がきれいな道を進むと、拝殿です。
正面には、七福神の大護符が飾ってあります。

屋根の上には、鬼門封じの猿がいます。お見逃しなく。

そして、順路に従って、おまいりしました。ちょうど、拝殿の裏にあたるところに、本殿があります。
数珠供養が有名なこともあり、大きな数珠をくぐって、おまいりです。
順路通りに参拝すると、2度、大きな珠数をくぐることになります。
これは「正念誦(しょうねんじゅ)」「還念珠(かんねんじゅ)」という密教の重要な考え方を示したものです。
この珠数をくぐりながら、心にうかんだ願いを、参拝の間、思い続け、
最後にある還念珠をくぐりながら、その願いが大切だと思うなら、
努力をすることを誓うとご加護があるそうです。

ここは、赤山大明神が祀られています。
両側には、狛犬も。顔の向きが左右で違っています。

ここから、また、順路通り進んでいくと、福禄寿殿があります。

横には、七福神が勢ぞろいです。

おまいりして、ここで、御朱印をいただきました。
御朱印を福来い、福来いと思いながら、書いていますと教えていただきました。

ちなみに、御朱印ですが、
縦書き右側から「奉拝」、「七福神の名前」「社寺の名前」が書いてあります。
字の下のハンコも、それぞれの七福神をかたどったものです。
福禄寿のこんなおみくじもありました。

赤山禅院の境内には、さまざまな社殿やお堂があり、見応えがありました。
今では珍しく、日本語しか聞かなかったですし、レアな場所かもしれません。