ひさしぶりに、大物チャレンジです。
なかなか美味しいパン屋さんに出かけることもできないので、おうちでバケットにチャレンジしました。
わたしは手作り好きで、ピザ生地や餃子の皮も作りますが、パンは時間がかかって、作るにも気合いが必要です。
たよりにするのは、こちらのレシピ。
日本にフランスパンを広めた巨匠のフィリップ・ビゴさん。ビゴの店でも有名です。

ビゴさんが作られているのを見ると、なんでも美味しそうなものができるように思えてきます。
同じように、帝国ホテルの村上信夫さんにもこんな雰囲気を感じますね。
レシピの概要はこんな感じです。ちゃんと見てなかったのですが、発酵時間だけでも、合計5時間弱です。

でも、美味しいパンが食べたくて、挑戦しました。
作る過程の中でも、こねるのが一番大変です。
レシピを見ていると、ビゴさんのコメントで、生地は優しく、強く叩いたりしないことというのが書いてあり、
今まで力任せにこねていたのを、今回は優しくやさしく、こねました。

そして、発酵へ。これは発酵前。

そして、発酵後。大きくふくらみました。

こねたり、発酵後の生地をガス抜きをしたりする時に生地を触っていると、とてもぽわぽわしていて、癒されます。
そして、最後に成型を。

クープ(生地への切れ込み)を入れて、水分を吹きかけて、焼きます。
そして、焼き上がり。思ったより、膨らんで、太っちょなバケットになりました。

ドキドキのカット。
断面は気泡も細かく、いい感じになりました。

食べてみると、皮はカリっと、中は柔らかふわふわです。
軽めなので、どんどん手が伸びて、食べ過ぎました。
次作るなら、もうちょっと細めに成型して、クープを深く入れ、霧吹きで水分をもうちょっとかけると良さそうです。
作る時は、ぽわぽわな生地に癒されて、自分で作って、より美味しく感じて、大満足です。
ぜひ、ゆっくりと生地と向き合ってみるのも、おすすめです。超大作が完成しますよ。
今回参考にした本は、バケット以外にも、フォカッチャ、インドのチャパティなども載っているので、世界中のパンが作れます。

1から手作りで全部やると半日仕事なので、ホームベーカリーを使うのもいいと思います。
でも、パン屋さんのバゲットはやっぱり違うなあとも実感しました。
プロのパンを食べれる日も楽しみにしています。