少しずつ、朝晩寒くなってきた今日この頃です。
寒くなってくると、体が甘いものを欲して、ふだんはそんなに食べないのに、チョコレートなど甘いものが恋しくなる季節です。
エスコヤマの小山進さんの『あなたの「楽しい」はきっと誰かの役に立つ 仕事を熱くする37のエピソード』という本を読んでいたら、
何回も、小山ロールというロールケーキの話などが出てきます。
ちなみに、小山さんは兵庫県三田市にお店を構えられていますが、もともとは京都生まれ、京都育ちの方です。

それで、お菓子が食べたくなって、作りたくなって、小山さんのお菓子のレシピ本をパラパラめくり、ごそごそ材料を準備。
フィナンシェ作りをスタート。
以前、マドレーヌ作りの凝っていた時期があり、その時ブリキの型も買いました。
マドレーヌ型2つよりはと思って、フィナンシェ型とひとつずつを買ったのを引っ張り出してきました。

小山さんのレシピの、外のカリっと感を出すために、水分を飛ばした澄ましバターにしたり、
粘りが出ないように混ぜたりといった詳しいアドバイスを見ながら、1時間ほどで完成しました。
焼く時は、オーブンのくせがあるので、途中で鉄板を反転させたりするのは、青木さんの本から学んだのを思い出したり。
で、こんな感じに出来上がりました。

焼いている時からの香り、いい色・形にひかれて、焼き立てを食べ、またそのあとも食べ、おいしくいただき、おなかもいっぱいになりました。
今回、マドレーヌ型とフィナンシェ型を使いましたが、フィナンシェ型の方が生地がたくさん入ります。
そうすると、中のふわっと感が外のかりっと感より強く感じられました。
わたしは、マドレーヌ型くらいの量の方が、中と外のバランスが取れているように思います。
今度また、調整しながら、作ってみようと思います。
作っている途中も香りや変化が楽しめ、自分の好みのものができるお菓子づくりにちょっとハマるかもしれません。
たまには、お菓子づくりもいいもんですよ。