時待ち食~ハタハタの一夜干し~


普段買って食べるものを、おうちで、時に育まれるものを作ってみる、時待ち食シリーズ、

今回は、ハタハタの一夜干しです。

 

魚の食べ方のレパートリーに困ってきたら、旨味が凝縮する一夜干しはいかがでしょうか。

 

作り方は、ざっくりと、こんな感じです。

魚のエラと内臓を出す。水で洗って、塩水に漬ける。そして、水分を拭きとって、干す。

 

ハタハタの一夜干しの作り方

①ハタハタの下処理

処理の仕方はプロではないので、こちらのサイトを参考にしてください。

身が柔らかいので、優しく扱ってあげてください。

ハタハタの一夜干し(生干し)の作り方

 

処理していると、うろこがないこと、胸びれがとても大きなことがわかります。

 

②下処理後、ハタハタを流水で洗って、内臓をきれいにします。

 

③今回は、上記サイトを参考に、塩水(塩分濃度15%くらい)に30分漬けました。

 

④キッチンペーパーで水分をふき取り、干す用の網に入れ、干します。

網は100円ショップでも売っています。

ネットの中に入れて、ファスナーで閉められるもので、いろんなものを干せて、重宝しています。おすすめです。

 

⑤今回は一夜ではなく、日中干しにしました。

途中で裏表をひっくり返して、水分が飛んで、身が固くなって乾燥すれば完成です。

今回は、数時間で乾きました。

 

⑥あとは、保存袋に入れて、冷蔵庫または冷凍庫に入れて、食べる時に焼いてください。

 

ちなみに、「ハタハタ」は、もともと雷の擬音語で、現代でいえば、「ゴロゴロ」にあたります。

秋田県で雷の鳴る11月頃獲れるので、別名「カミナリウオ」とも呼ばれます。

また、冬の日本海の荒波の中で獲りにいくことが多いから、「波多波多」と書くこともあるそうです。

 

今回はハタハタを干しましたが、いろんな魚が干せます。カマスやアジもおすすめです。

ちょっと処理しないといけないですが、自分で作る干物もいいもんですよ。

ぜひ、トライしてみてください。