2019年の大河ドラマ、いだてんがスタート
1月6日、大河ドラマの「いだてん」がスタートしました。日本初のオリンピック選手である、金栗四三の物語です。
エラー - NHK
ずっと気になっていたのが、その名前、「いだてん」ってなんなの?ということ。
それで、調べてみると、いだてんは、「韋駄天」と書く神さま。
韋駄天とは?
サンスクリット語のスカンダskandaの音を写したもので私建陀,塞建陀(そけんだ)ともいう、 仏教を守護する天部の善神です。
もとはインド古代のバラモン教の神で、シバまたはアグニ神の子、仏教に導入され、仏法や伽藍(がらん)の守護神とされました。
姿は、甲冑(かっちゅう)を着け、合掌した両腕に宝剣を持っています。

釈迦が死んだ時、仏舎利(釈迦の遺骨)を奪い逃げた捷疾鬼(しょうしつき)を追いかけて、取り返したことから、足の速い神とされています。
この逸話から、足の速い人のたとえとされたり、 足の速いことを「韋駄天走り」と呼ぶようになりました。
韋駄天のご利益
修行を妨げる魔障を走ってきて取り除くとされ、寺院や僧侶の住居の守り神にされたり、
盗難・火難除け、身体健全(特に足腰)のご利益があるとされています。
そして、釈迦のために食料を駆け巡って集めていたとされたことが「ご馳走」の由来となったことから、食に不自由をしないという功徳もあります。
寺院の厨房に祀られることも多く、厨房守護、仏教守護のご利益があります。
それでは、京都のおすすめ韋駄天をご紹介します。