
大晦日といえば、除夜の鐘。
煩悩の数といわれる、108の鐘を鳴らして、1年間の煩悩を祓い、新しい年を迎える行事です。
京都のさまざまなお寺で除夜の鐘が鳴らされ、実際に鐘を撞くことができるところもあります。
その中でも、ダイナミックな鐘撞きが、知恩院です。
浄土宗の総本山であるこのお寺の除夜の鐘は、一度は見ておきたいものです。
掛け声をかけながら、お坊さんが綱に全体重をかけ、
そして後ろでは17人のお坊さんが綱を引きながら、打ち鳴らす鐘は見ているだけでも、圧巻です。

除夜の鐘、本番はなかなか京都まで行くのは難しいという方におすすめなのが、試し撞きです。
知る限り、知恩院だけだと思いますが、本番前の試し撞きをされています。
息をあわせたり、タイミングを取ったりするのが難しいからかと思いますが、
見る側にとっても、大晦日前に、しかも明るい中でみられるので、おすすめです。
試し撞きは、12月27日14:00~行われます。
試し撞きでも、開始から1時間以上、お坊さんが交代しながら鳴らされています。
圧巻の鐘撞き、試し撞きでも味わえます。
ちなみに、本番も同じように鳴らされるため、参拝者は見学のみです。
【知恩院 除夜の鐘】
試し撞き:2019年12月27日(金)14:00~
除夜の鐘:2019年12月31日(火)20:00開門、22:40頃開始
詳しくはこちらをご覧ください。

知恩院 除夜の鐘|浄土宗総本山 知恩院
「えーいひとつ」「そーれ」の掛け声のもと、僧侶17人がかりで鳴らすダイナミックな撞き方をする知恩院 除夜の鐘。1年間の煩悩を払い、清らかな心で新しい年を迎える行事です。ぜひお参りください。