若冲に会いに行こう


江戸時代の絵師、伊藤若冲の展覧会「若冲誕生~葛藤の向こうがわ~」が、

嵐山に2019年10月にオープンした福田美術館で開かれています。

 

若冲と同時代を生きた曾我蕭白や長沢芦雪の絵もあり、江戸時代の文化の花開いた自由闊達な雰囲気が味わえます。

全体的に墨絵が多いですが、濃淡や筆使い、そして構図で、こんなにも多種多様に変化させ、動きのある絵が描けるものなんだと驚きました。

 

近年発見された「蕪に双鶏図」は、今回の展覧会の見どころのひとつ。

鶏の切り取り方が若冲らしく、羽を一枚一枚精巧に描いていて、とてもきれいです。

 

四季花鳥押絵貼図屏風もひとつひとつに特色があり、左右でもバランスや対称性も感じられ、見入ってしまいました。

 

そして、長沢芦雪のこんな竹も。すーっと細く伸びる竹が心地よく、ひと目見て、引き込まれました。

 

他にも見どころいっぱいです。

おうち生活が長く、美しいものを観たいとずっと思っていたので、

たくさんの素敵な絵に出会えて、引き込まれて、異空間に行ってきたような気持になりました。

 

とても充実したいい時間を過ごして、アートの偉大さ、

そして、若冲や芦雪、蕭白といった江戸時代の絵師たちの描く世界の魅力を改めて感じました。

ほとんどの絵が写真も撮影可なので、お気に入りの絵の写真も撮ってみてはいかがでしょうか。

 

【福田美術館「若冲誕生~葛藤の向こうがわ~」 2020年7月26日(日)まで】

くわしくはこちらを。

京都・嵯峨嵐山 福田美術館 -FUKUDA ART MUSEUM-
2019年10月、京都屈指の観光地である嵯峨嵐山に、新名所「福田美術館」が開館します。江戸時代から近代にかけての、主要な日本画家の作品で構成されるコレクション約1,500点を有し、注目すべき初公開のものや、幻の作品を多数ラインアップ。