今回は、しだれ桜の上賀茂神社と本満寺をご紹介します。
まずは、上賀茂神社から。
天皇から下賜された御所桜

孝明天皇から下賜(かし)されたしだれ桜を奉納された御所桜。
横に広く写真におさまりきらない大きさで、安定感のある桜です。
満開で、もこもこに花がついています。
その横にある斎王桜は、まだつぼみが多く、数輪咲いている程度で、もう少し先まで楽しめそうです。

全体的にはソメイヨシノが満開で、神社も華やぐ季節を迎えています。

円山公園のしだれ桜の姉妹、本満寺のしだれ桜

出町柳にある、日蓮宗京都八本山のひとつの本満寺。
こちらの桜は、樹齢約90年で、円山公園の有名な「祇園しだれ」の姉妹樹です。
こちらは縦にも高く、枝いっぱいに花をつけて、風に揺れると、花びらがひらひらと舞っています。
桜の季節は、満開をすぎると、はかなさも感じます。それでも、ゆらゆら散る姿はなんとなくずっと見ていたくなります。
今年もいっぱいに咲いてくれて、それを見ることができて、やっぱりお花見していると幸せな気持ちになります。