新たな目でみる、きもの~きもの学から学んだこと 最終回~


今回、初めて、きもの学という講座を受講し、それぞれの講義で、たくさんの学びがありました。

着物を学ぶというと、織や染の種類やその意味、着付けの仕方などといったところばかり目が行きがちでしたが、

もっと幅広い分野があるということが発見でした。

 

身につける、着るということから、文様や形、着方などから、言わずとも表現されるものがあったり、

時代の中で、争いや戦争、社会構造などの変化の影響を大きく受け、変化してきていることがわかりました。

 

また、何気なく見ている、着ている中にも、こだわりや思いが詰まっているんだと感じました。

 

そう思うと、もっと着るということを大切にしたいという気持ちが生まれました。

同じものを着ていても、姿勢や振る舞いで、まったく印象が変わります。

 

どこまでできるかわかりませんが、

そこに自分なりの表現や美しさというものを入れていきたい、追求していきたいと思います。

 

そして、なによりも、いろんな角度からの楽しみを知ることができたので、

今まで素通りしていたようなことも、興味を持ったり、発見したり、おもしろいと思えることが増えそうな予感がしています。

また、予感が的中して、実感に変わった時、お伝えしますね。

 

きもの学についてのお話は、今回でおしまいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。