この三連休に、洛北、修学院離宮や詩仙堂、曼殊院のあるあたりへ行ってきました。
京都の中では北の方、しかも山ぎわなので、比較的早く紅葉がみられるところです。
今はまだ、「色づき始めのはじめ」といった感じでした。
よく探すと、もみじの先端の方が色づいてきてるのがわかるという程度です。

こちらは、京都の鬼門を守る猿のいる、赤山禅院です。
ここは、門から中に入ったところ、両側の苔の参道のアプローチが好きです。
紅葉の木々も多く、これが全部色づいたらきれいだろうなあと思います。

そして、鬼門の猿は、屋根の上にいるのですが、
長年の風雪により老朽化して、下におろされ、新しい猿になるそうです。
下におろされた猿をみると、意外に大きく、手に持っているものもよくわかります。

今回はじめて、手を洗う手水舎の上にも、猿がいるのを発見しました。

そして、反対側にも。こっそりと、参拝者を見ているようです。

赤山禅院は、1月に行われる都七福神めぐりの福禄寿のお寺でもあります。
新しい猿がその頃見られることを期待して、あとにしました。
このあたりは、白川通から坂をのぼらないといけない場所にお寺や神社が点々としていますが、
その分静かなところで、今回もみじの木が多いこともわかりました。

赤山禅院以外にも、曼殊院、詩仙堂、圓光寺、鷺森神社、金福寺など、紅葉が楽しみなところがいっぱいです。
色づいたらまた来てみたいと思うところが多く、今年は、洛北の紅葉に注目してみようと思います。