京都御所近くにある築100年くらいの町家のごはんやさんで、かわった階段に出会いました。
見た目はかなり急で、階段の左右の幅が違っている階段です。


お店の方に、必ず右足から上り、下りる時も必ず右足からと言われ、半信半疑で言われた通り上り下りしてみます。

そうすると、見た目よりも急な感じがせず、楽に上り下りできました。
すごく不思議な感じがして、なんでだろうと考えてみます。
そうすると、階段に踏み込む足の側は幅が広く、反対側は幅が狭いので、
反対の足を引き上げる時に、大きく足を上げる必要がありません。
下りる時も同じで、足の運びが楽です。
そういうことかと、納得!
わざわざ、階段の幅を変えるところに、そんな配慮があるのかと驚きです。
でも、はじめの足を左右間違えると、ものすごく上り下りしにくくなるのは要注意です。
町家の工夫はまだまだありそうで、いろんなところで目を配ってみようと思います。