夏の美術館めぐり~「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」京都文化博物館~


やっと夏本番な予感。暑さも慣れるまでは特に要注意ですね。

外は暑くても、快適な空間で、美しいものをみるのもいいですよね。

夏におすすめの美術館展覧会をご紹介しています。

 

第3回目は、京都文化博物館で開催される「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」です。

夏も終わりの、8月25日からの開催ですが、

今年京都で開催されるICOM(世界博物館会議)を記念して、

東京の富士美術館のコレクションの中から、日本美術の名品が展示されます。

 

浮世絵、屏風や刀など、幅広く、横断した展覧会です。

江戸時代の室内の鑑賞を、VR技術でシュミレーションできる体験など、新しい楽しみ方も。

わたしの好きな伊藤若冲の象もきます。

 

新しい角度で美術を観ることで、日本の良さを再確認できる機会になったらいいですね。

 

京都文化博物館「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」

開催日時: 2019年8月25日(日)〜9月29日(日)
      10:00~18:00/ 金曜日は19:30まで(入室はそれぞれ30分前まで)

      ※休館日:月曜日(祝日の場合は開館(ただし9月2日は臨時開館))

入 場 料  : 一般 1,200円 (1,000円) 大高生800円(600円) 中小生400円(300円)
      ※(  )は前売券及び20名以上の団体料金
      ※前売券は2019年6月24日(月)から8月24日(土)まで販売。

アクセス: 地下鉄「烏丸御池」駅下車 5番出口より徒歩3分

展覧会の詳しい情報はこちら

 

【関連イベント】

■特別講演会「饒舌館長『若冲と北斎・其一』を口演す」

講  師: 河野元昭氏( 静嘉堂文庫美術館館長)
日  時: 9 月7 日(土)10:30-12:00
会  場: 京都文化博物館3 階フィルムシアター(定員170 名)
参 加 費 :    無料 ※ただし本展覧会入場券(半券可)が必要

■記念講演会「AIとVRによる源氏絵の研究と鑑賞」+灯明で見る「源氏物語図屏風」のVR 鑑賞体験

講  師: 稲本万里子氏(恵泉女学園大学 人文学部 教授)、小長谷明彦氏(東京工業大学 情報理工学院 教授)
日  時: 9 月1 日(日)午前の部(②-1)10:30-12:30
              午後の部(②-2)13:30-15:30
会  場: 京都文化博物館6階和室(定員各回40 名)
参 加 費 :    無料 ※ただし本展覧会入場券(半券可)が必要
                       ※各回、講演30分、VR鑑賞体験90分を予定

両イベントとも、先着順です。申し込みはこちら

 

◆スペシャルギャラリートーク

講  師: 鴨木年泰(東京富士美術館 学芸員)
      聞き手 当館担当学芸員
日  時: 8 月25日(日)16:00から45分程度
会  場: 京都文化博物館4階展示室内にて
※事前申込不要、当日の入場者に限ります