静けさに包まれる、鹿王院の紅葉


今年も紅葉の時期がやってきました。

京都の秋は、やっぱり紅葉。ただ、1年でいちばん人が多く、混み合う季節でもあります。

 

わたしは人混みが本当に苦手で、できれば近づきたくないと思うのですが、

でもやっぱり紅葉は見たいということで、おすすめの鹿王院をご紹介します。

 

静けさの中に吸い込まれる鹿王院

 

鹿王院は、室町時代に創立されたお寺です。

応仁の乱によって荒廃しますが、江戸時代に復興がなされました。

「鹿王院」という名前は、創立した際、野鹿の群れが現れたことによると言われています。

山門をくぐると、苔と石畳の道、そして紅葉の木々が連なり、入り口から別世界に入ったような気持ちになります。

嵐山を借景として、金閣寺と同じような形の舎利殿前には、枯山水のお庭が広がり、ゆったりとお庭を眺めることができます。

 

紅葉ではない時期に行くと、本当にぽつりぽつりとしか人がいないです。静かなお庭を求める方に、おすすめです。

紅葉のライトアップ、今年から舎利殿内部もみられます。

紅葉の時期限定で、夜の特別拝観もできます。

今年から、舎利殿内部が夜間も公開されます。ライトアップは、人数限定のため、ゆったりと過ごせます。

お菓子とお抹茶、拝観記念御朱印付で、特別な夜の思い出を。

【夜間特別拝観】

開催日時:2019年11月22日(金)~12月8日(日) 17:30~19:30

拝観料:2,000円(呈茶、拝観記念御朱印付)

※平日1日100名、土休日1日150名までの人数限定

夜間特別拝観のお申し込みは、下記嵐電のサイトからどうぞ。

【鹿王院】

住所:京都市右京区嵯峨北堀町24

時間: 9:00~17:00

拝観料:400円(日中の拝観)

アクセス:JR「嵯峨嵐山」徒歩5分、京福嵐山線「鹿王院」徒歩3分、市バス・京都バス「下嵯峨」徒歩3分