おうちで手作りアフタヌーンティーは、いかがですか?
スコーンがあれば、紅茶とともに、ゆったりした午後を過ごせます。
わたしはスコーンが好きなので、いろんなレシピでスコーンを作ってきましたが、
カンタンで美味しいレシピをご紹介します。
このレシピのベースは、京都大原で暮らす、NHK Eテレの「猫のしっぽ カエルの手」でも有名なイギリス生まれのベニシアさん。
ハーブを使いこなし、手づくりの暮らしを大切にされています。
ベニシアさんのレシピに、おからときなこを入れた、ちょっと和風アレンジのスコーンです。
おからをちょっとひと手間でなめらかにする下処理はこちら。

おからきなこスコーンのつくり方(スコーン7個分)
【材料】
小麦粉 120g
きなこ 40g
おから 70g
バター 60g(室温に戻しておく、もしくはレンジで温め、柔らかくする。)
砂糖 30g
塩 ひとつまみ
卵 1個
牛乳 大さじ2
※卵はほぐし、牛乳と混ぜておく。
①おからを入れたボウルに、小麦粉ときなこを、高いところから空気を入れるようにふるう。
おからをフォークでほぐして、ボロボロにする。

② ①のボウルにバター、砂糖、塩を入れて、フォークで混ぜる。

③卵と牛乳を合わせた液を、少しずつ②のボウルに入れて、フォークで混ぜる。
だいたいまとまったら、最後は手で混ぜて、ひとまとめにする。

④厚さ2~3cmに伸ばして、型を置いて、棒でたたいてから抜く。


◎道具にちょっとこだわり
ここで生地を伸ばす際に使っている、シリコン製のSILPAT。
パティシエなどプロの方が使うものですが、重宝しています。
オーブンシートのようにオーブンで焼く際に敷くものですが、生地を伸ばす時にも使えるので、
わたしは生地を伸ばして、そのまま鉄板にのせて、オーブンに入れます。
洗って何回も使えるので、エコだし、便利です。
最初はかっこよさに惹かれて買いましたが、使い勝手がよくて、頻繁に使っています。
⑤オーブンで180℃、15分焼く。
◎ちょこっとうまくできるコツ
焼き時間の半分くらいで、オーブンを開けて、鉄板の前後を入れ替えると、焼き目が均等につきます。
(家庭用オーブンは熱風が循環しているので、場所によって、温度のムラがあるからです。)
※プレーンなスコーンの場合は、おから・きなこの分量の小麦粉を入れてください。
※生地がまとまるまで、フォークで混ぜると、手がべたつかないので、おすすめです。

焼き上がりまでの時間に紅茶を準備して、焼き立てをどうぞ。
おからきなこスコーン、きなこの香ばしさが際立ち、甘すぎず、中はしっとりで、軽い味です。
クロテッドやジャムなどもあれば、ぜひ一緒に。
ティーカップやお皿も、ちょっといいものを使うと、いい感じになりますよ。
ミルクティーもよく合います。
ぜひ、焼き立てのスコーンで、アフタヌーンティーを楽しんでみてください。