詩仙堂は左京区一乗寺にある、曹洞宗のお寺です。

ここは、徳川家康の家臣だった石川丈山が隠居し、59才の時(1641年)に建て、亡くなる90才まで過ごした山荘跡です。
狩野探幽筆の中国の詩家36人の肖像がある詩仙の間、書院の間があり、
ここに座ってお庭を眺めると、心地いい、静かな時間が流れます。

白砂の庭園だけでなく、階段を下りていくと、小川が流れていたり、季節の花々が咲き、お庭を歩いても楽しめます。

石川丈山は、読書や詩が好きな文化人だったので、こじんまりした中にもこだわりと趣がある、わたしも好きなお寺です。
5月23日は丈山忌で、5月25日(土)~27日(月)の3日間限定で、石川丈山の書や愛用の品など、遺愛品を中心に約80点展示されます。

文化人であった丈山、そして詩仙堂の素敵な空間を作り上げた方なので、きっと品のいいものがありそうです。
一度行ってみたかった方、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
【丈山翁遺宝展】
開催日時:2019年 5月25日(土)~27日(月)
開催時間:10時~16時
【詩仙堂】
開門時間 : 9:00~17:00 (受付終了 16:45)
拝観料:大人500円 高校生400円 小中学生200円
アクセス:京都駅前・四条烏丸・四条河原町より市バス5系統、
地下鉄北大路駅より市バス北8系統
ともに「一乗寺下り松町」下車 徒歩7分
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