あたたかくなると、やりたくなる燻製。年に何回かやります。
BBQほど準備や道具がいらないので、ちょっと準備して、自然の中でできあがるのを待ちながら、ゆったりと時間が過ごせます。
いろんな食材をスモークすると、おつまみになりますよ。
燻製の道具たち
わたしが使っているのは、Colemanのパーティーボールグリルというもの。丸くてかわいいです。

ほかにもフライパンなどでもできるようです。
ここに、スモークウッドという、粉状の木を圧縮して四角い棒状にしたものを使って、香りをつけます。
ほかもに、スモークチップなどもあります。
ホームセンターに行くと売っていて、木の種類が何種類かあるので、食材や好きな香を選べます。
わたしは、桜の木のものを使っています。
あとは、わたしは熱を入れたいので、炭をおこして、スモークウッドと共に入れます。
燻製のアイテムは、
・蓋などでのできるスモーカー
・香りのもとになる、スモークウッド
・熱源としての炭
の3つです。
燻製の手順はざっくり、食材の下準備をして、漬けておいて、その後、燻製の道具や炭を準備をして、燻製します。
食材の下準備
燻製は事前に乾燥させたりと、いろんなやり方がありますが、なかなかそこまでできないので、わたしは当日できる範囲でやっています。
塩漬けの液づくり
肉や魚などを漬ける、ソミール液を作ります。
①水100㏄を鍋に入れて沸騰させ、塩10g入れる。
②弱火にして、お好みのハーブ(ローズマリー、ローリエ、タイムなど)適量、黒コショウ少々を入れます。
沸騰したら、弱火にして5分ほど煮る。
③粗熱がとれたら、同量くらいの白ワインを入れて、食材をつけます。
④食材によりますが、1~2時間くらい漬ければ完成です(燻製のほかの準備をこの後してちょうどいいくらいです)。
わたしは、今回、ササミと砂肝、ホタルイカ(燻製をする直前にさっと漬ける程度)を漬けました。

うずらの卵の味付け準備
うずらの卵は、食材としてイチオシです。
ゆで卵して、殻をむくのは少し面倒ですが、やるだけのことはあります。人気なので、いつも2パック、20個くらいやります。
①うずらの卵を水から茹でて、沸騰したら弱火にして、3分煮る。
②冷水で冷やして、殻をむく。
③めんつゆを作るか、既製品のめんつゆを、普通に麺を食べる時くらいの濃さにして、うずらの卵を漬けます。
④漬ける時間は1~2時間くらい。これも、先にやって、他の準備をしていたら、いい具合に漬かります。

ニワトリの卵の場合は、前日の夜漬けた方がいいです。
燻製スタート
食材の下準備ができたら、燻製の道具を組み立てたり、炭を起こして、スモークウッドを入れます。
その後、網の上に食材をのせて、燻製スタートです。

わたしは、今回、ササミ、砂肝、味付けうずらの卵、チーズ、ホタルイカ、ホタテのヒモを燻製しました。
たまに、蓋を開けて、ササミなどは火が通っているか見ながら、乾燥しているかみながら、燻製していきます。
わたしは今回炭があまりうまくつかなくて、熱源に苦労しました。
ササミなど生モノに火が通るくらいの熱はほしいものです。

うずらの卵やチーズは香りがつけばいいので、食材が乾燥してきて、色が少し付けばOKです。
燻製ができた順に、ぼちぼちつまみながら、次の食材を入れて、時を待ちます。
いろんな食材ができますが、うずらの卵もしくは普通の卵、チーズはカンタンですが、いちばんおすすめで、必須食材です。

燻製の香りが付いた食材は、いつもと違うおしゃれなものに変身しますよ。
ぜひ、一度チャレンジしてみてくださいね。