アンパンマンの生みの親である、やなせたかしさん。
ずっと気になる作家さんのひとりで、いつか展覧会に行ってみたいなと思っていました。
今回は京都ではなく、番外編で名古屋へ。
現在、名古屋市博物館で、やなせたかし生誕100周年記念「やなせたかしとアンパンマン展」が開催されていて、さっそく行ってきました。

原画など200点以上が展示されており、アンパンマンはもちろん、4コマ漫画や、イラストなど多種多様な絵があり、最後まで見ごたえがありました。
やなせさんの絵を見ていて、色使いがとてもきれいで、ずっと眺めていたくなるような、あたたかみのある絵が印象的でした。
特に、詩とメルヘンという雑誌の表紙絵は、どれも素敵な絵でした。
また、アンパンマン誕生の背景には、やはり戦争や飢えに対する思いがあり、
アンパンマンが自分の顔を困っている人にあげるという行為はご自身の体験からきていることがわかりました。

アンパンマンは、最初は細くて、あまり可愛げのないキャラクターからスタートして、今の完成形へと変化していきました。
今回、いろんな絵を観たり、背景を知ったりして、アンパンマンもやなせたかしさんも、さらに好きになりました。
また、最近、絵本と接点が少ないですが、
ひとつひとつの絵、ストーリーを読みながら進んでいくと、こんな時間もいいなと思いました。
そして、高知県香美市にある、やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムに、いつか行ってみたいと思って、帰ってきました。
この展覧会は、写真撮影OK(個人的に楽しむ目的のみに使用可)なので、ぜひいろんな絵と出会って、写真に残すのもおすすめです。
【やなせたかし生誕100周年記念やなせたかしとアンパンマン展】
開催日時: 2020年1月25日(土)~3月29日(日)
開館時間: 9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝休日の場合はその直後の平日)、第4火曜日
入場料:一般1,300円、大学・高校生900円、中学生以下無料
開催場所:名古屋市博物館
アクセス:地下鉄桜通線「桜山駅」下車徒歩5分
展覧会HP